昨年末、なんとなく思い付いてリニア新幹線の体験乗車に応募した。
山梨県都留市にリニアの実験線があり、年に数回ほど抽選で選ばれた人を対象に体験乗車イベントを行っているらしい。
そんなことをふと寝る前のスマホ時間に思い出し、「リニア新幹線 試乗」などと検索してJR東海のホームページをみると、ちょうど体験乗車の応募期間…!
応募するだけなら、と軽い気持ちでポチポチっとものの2~3分で応募が完了した。
時は過ぎ、そんなことも忘れた春先、子どもたちと公園で遊んでいると一通のメールを受信…
どうせ何かの迷惑メールだろうと開いたら、なんと「【JR東海リニア体験乗車】当選案内入金メール」の文字が!
えー!!
あのとき眠い目を擦りながら応募したやつが?!
思わず、エンドレス滑り台に勤しむ子どもたちに向かって「リニアの体験乗車当たったみたい!」と話しかけるが、遊びに夢中でスルーされる。
子どもたちは4歳と2歳。
まだリニアに乗れることの価値を十分には理解できない。
でもきっと、彼らにとってかけがえのない経験になるであろうことは確信したので、メールの案内に従って乗車料金を入金した(1席4,400円で幼児は膝上無料)。
そして、体験乗車当日。
朝10:30発の便で、10:00~10:15の間にリニア見学センターの隣の会場に集合することとなっている。
高速道路の混み具合も考慮し、少し早めに出発をした結果、9時半にはリニア見学センターに到着した。

駐車場に車を停めて降りると、早速に停車している本物のリニアの姿を拝むことができ、テンションが上がる子どもたち(普段10両編成以上のJR在来線を見慣れているので、小さいね?などと言う。)。
リニア見学センターが9時から開いているので、館内をしばらく見学して予定時刻まで待つ(体験乗車の乗車案内メールをみせると、入館料金が少しだけ割引された)。
予定時刻となり、集合場所へ向かうと手荷物検査を受ける。

なんだか飛行機に乗るみたいだね~と盛り上がると、

ご丁寧に搭乗券発券手続まである…!
乗車番号で搭乗券を発券すると、名前と座席番号が記載されたリニア搭乗券が全員分出てくる。
体験乗車といいつつ、めっちゃ本格的…!
搭乗券を見せると会議室に並べられた椅子に案内され、今日のリニアの運行路など簡単な説明を受ける。

そして、いざ!!リニアに搭乗!!
一般的に新幹線は乗車券だと思うけど、リニアは搭乗券なんだね。
浮いてるから鉄道よりも航空機の扱いに近いのかな?
私たちが乗ったのは4号車で、最新の改良型らしい。
今回子ども向けのシンカリオンコラボイベントに当選したので、所々シンカリオンがいたり、大成タイセイがアナウンスをしてくれたりと、演出もかなり凝っていた(我が家の子どもたちは残念ながらシンカリオンに興味なし)。

窓は飛行機よりも小さめで、しかも上の方にあるので外の景色は見辛い…
ちなみに実験線の区間は上野原駅から笛吹駅までだけど、ほぼ全線トンネル区間で外の景色が見えるのは2箇所程度でいずれも一瞬。
ほぼ外の景色は見えないw
さあ!!出発!!!

プロジェクターで天井に現在地が分かる地図と、リニアの前方カメラの映像が映し出され、現在の速度も分かるようになっている。
ぶっちゃけリニアに乗っているだけでは外の景色が見えず速さが分かりづらいので、見学者を楽しませようと努力するJR東海の技術力とプロデュース力の高さを感じる…!
リニアは走り出しはタイヤで走るのだけど、一定の速度まで上がると飛行機と同じようにタイヤを格納して浮いた状態で走る。
そのタイヤが格納される瞬間も、映像と共にアナウンスしてくれて、多少の揺れを感じることができて楽しめる(飛行機のタイヤが格納されるときの感覚と似ている)。
また、最高速度500kmに達する瞬間は、音や揺れ、前に引っ張られる感覚が増していき、どんどん速度が上がっていく感覚を体感することができて、かなり興奮する。
めっちゃ楽しかった。
あと、体験なので短時間でまた元の場所に戻ることができて子連れには最高…(乗り物に乗るためだけに行って帰ってくるの大変だよね?)

降りた後は、リニアの近くで写真撮影もできる。
また、体験の間、JR東海のスペシャリストが見学者の質問に丁寧に答えてくれる。
我が家の4歳も、「リニアにはタイヤはあるの?」「リニアの線路はどうなっているの?」など自分で質問し、それに対して職員さんが息子と目線を合わせ、できるだけ幼児に分かりやすい言葉で丁寧に教えてくださって有り難かった。
自ら疑問をもって、質問し、知る。
とても貴重で息子にとってかけがえのない大切な思い出となったと思う。
JR東海の皆様、ありがとうございました。
その後も、見学センターをみて回り、昼過ぎには施設を後にした。




館内には、旧型リニアの展示(中にも入れる)や、キッズスペース、ミニリニア(2人乗りで乗車でき、超伝導の力で浮いて走る)などもあり、十分に楽しめました。
体験乗車イベントにかかわらず、平日でしたが春休み期間だったこともあり、多くの人で賑わっていた。
東京-名古屋間の開通が2037年に実現すれば、子どもたちはもう中高生。
日本の技術と、第一線で働く方々の熱意に感動し、今後の未来に想いを馳せることとなった1日でした。
リニア体験乗車、すごくおすすめです!!!
最後に、わくわく山梨館で購入した(買わされた)リニア新幹線のプラレール。

リニアらしく、タイヤが透明で、速度切替レールの上を通過すると超スピードモードと低速モードで速さが変化する仕様となっている。
このプラレールと共に、この日の思い出が息子の心に残ってくれればいいと思う。
ちなみに、息子が帰りの車の中で伝えてくれた言葉は、「今日はリニア新幹線買ってくれて本当にありがとう!!!」でした。
では。
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